「共謀罪に抗して/OS/Debian/Tips」の版間の差分
細 |
細 |
||
22行目: | 22行目: | ||
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ stretch-backports main contrib non-free | deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ stretch-backports main contrib non-free | ||
− | + | パッケージのインストール方法は、aptコマンドでおこないますがオプションに ''-t stretch-backports'' を指定してインストールします。 | |
$ sudo apt update | $ sudo apt update | ||
$ sudo apt -t stretch-backports install (パッケージ名) | $ sudo apt -t stretch-backports install (パッケージ名) | ||
+ | たとえばbackportsリポジトリからLibreOfficeの最新版をインストールするには以下のようにします。 | ||
+ | |||
+ | $ sudo apt -t stretch-backports install libreoffice | ||
=== ブラウザからパッケージやパッケージに含まれているファイルを探したい === | === ブラウザからパッケージやパッケージに含まれているファイルを探したい === |
2018年4月22日 (日) 21:45時点における最新版
目次
[非表示]Debian Tips
Debianを使う上で知っておくと便利なことを集めました。
Backportsから新バージョンのパッケージを利用する
Debian安定版に収録されているパッケージは、安定性を維持するために基本的にバージョンが上がることはありません。 脆弱性などセキュリティ上の問題が発生した場合は、同じバージョンでバージョンを維持しつつセキュリティ問題のみ修正したバージョンにアップデートされます。
とはいえ、安定した環境を維持しつつ新しいバージョンで追加された新機能が使えるパッケージを利用したいこともあります。 そのために用意されているのがDebian backportsです。
リポジトリの追加とインストール方法
エディタで /etc/apt/sources.list にBackportsのリポジトリを追加します。
$ sudo vi /etc/apt/sources.list
以下を追記します。
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ stretch-backports main contrib non-free deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ stretch-backports main contrib non-free
パッケージのインストール方法は、aptコマンドでおこないますがオプションに -t stretch-backports を指定してインストールします。
$ sudo apt update $ sudo apt -t stretch-backports install (パッケージ名)
たとえばbackportsリポジトリからLibreOfficeの最新版をインストールするには以下のようにします。
$ sudo apt -t stretch-backports install libreoffice
ブラウザからパッケージやパッケージに含まれているファイルを探したい
パッケージを検索するための https://packages.debian.org/ が用意されているのでこちらにアクセスして、パッケージ名やファイルを検索します。
バグ報告を探したい
バグ報告を検索するにはBTS(Bug Tracking System)の https://bugs.debian.org/ にアクセスして検索してください。 パッケージ名が分かっている場合は https://bugs.debian.org/パッケージ名 でアクセスすると直接パッケージのバグ報告を読むことができます。
古いバージョンのパッケージを探したい
日々変わるパッケージのスナップショットを保存している https://snapshot.debian.org/ が用意されているので、こちらから探してください。