共謀罪に抗して/ブラウザ

提供: Anti-surveillance
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ウエッブ[1]にアクセスするときに使うソフトを「ブラウザ」と呼びます。マイクロソフトのWindowsパソコンには、インターネットイクスプローラなどが、MacにはSafariが最初からインストールされていると思います。以下、このブラウザを使うとき、ユーザには自覚されないのですが、多くのデータがやりとりされています。そのなかには、あなたのプライバシーに関わるかもしれない情報も含まれています。

ウエッブアクセスのリスク

ウエッブにアクセスすると、アクセス先からはどこからアクセスしているのかを把握される。使用しているブラウザやパソコンのOSなどもわかる。警察庁、自 衛隊などをはじめとし政府のウエッブサイトで情報を収集したり、原発問題で東京電力など民間企業にアクセスした場合であっても、相手側は、アクセスしてい るパソコンがネットに接続する際に用いているIPアドレスとよばれるインターネット接続の識別番号を取得する。また、ネット通販で買い物する場合も購買行 動の履歴が記録される。 実空間で、私たちは、誰かに常時尾行されたり付き纏われたりすることを好まない。同様のことがネット上で行なわれていても、実感を伴わないために、尾行や 付き纏いに気付かなかったり容認してしまいがちだ。 ネットでも、実空間同様、尾行や付き纏いを最小限に抑えうるための工夫をすることは、私たちのプライバシーの権利を防衛するだけでなく、自由の権利を干 渉・監視されないで行使する上で必須の条件になる。

  1. よく「ホームページ」という表現も使います。ここではウエッブという表現を使います。