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→ケンブリッジアナリストのスキャンダルへの1つの対応：プライバシーバッジによるFacebookの追跡をブロック
== ケンブリッジアナリストのスキャンダルへの1つの対応：プライバシーバッジによるFacebookの追跡をブロック ==
EFFのサイトから、[http://eff.org/privacybadger Privacy Badger]によるプライバシー保護に関する文書を翻訳して転載します。
Facebookは世界のSNSで支配的地位を占めており、私たちはこの会社が蓄積してくきた信じられない力と、プライバシーと民主的な会話のリスクを危惧しています。
FacebookとCambridge Analyticaについての先週のニュースは、我々が抱いてきた最悪の恐れが多かれ少なかれ正しいことを示しました。 現在、ユーザーは何がうまくいかなかったのか、オンラインで自分自身を守るために何ができるのかについての答えを探しています。 1つの選択肢は、Privacy Badgerのようなツールを使用して、Facebookや他の何百ものオンライン追跡企業の追跡範囲を減らすことです。
=== 何が進行しているのか ===
ユーザーデータを誤って扱っている企業に関するニュースが報じられた場合、ユーザーのプライバシーには深く気遣いますが、それにふさわしいコントロールを持つとはとうていいえない状態にあります。 私たちは何を誰と共有するのかを選択できることが、個人や組織間の健全な社会的および市民的交流に最も重要です。
Facebookは、当事者データ（facebook.comで行うこと）と第三者データ（他のウェブサイトの「いいね」ボタンを使って過度にまたは隠密に収集されたデータ、Facebookでのログイン、Facebook Messenger、チャットウィジェット、Facebookが所有するAtlas広告ネットワーク） アプリやサービス内で情報を共有することに同意しない場合でも、データは第三者のトラッカーや[https://www.propublica.org/article/everything-we-know-about-what-data-brokers-know-about-you データブローカー]によって収集され、取引されることがあります。
Facebookは氷山の一角にすぎません。オンラインプラットフォームや企業は、できるだけ多くのユーザー情報を収集する監視を中心としたビジネスモデルを大々的に扱っています。 これは、企業が自分のサイトやサービスにアクセスしたときだけでなく、あなたがウェブを移動するときにもあなたを追跡していることを意味します。 これらの第三者は、多くの場合、ほとんどのユーザーが聞いたことのないデータブローカーや広告主なのです。
ここがPrivacy Badgerの活躍する場所となります。この拡張機能を使用すると、あなたのブラウジングを追跡している第三者のドメインを見つけてブロックするできるのです。
=== トラッキングのブロックは広告ブロック以上のこと ===
この第三者のトラッキング問題の最もわかりやすい表現は、不気味で奇抜なターゲット広告です。 しかし、ウェブ上であなたを追跡する広告は、ちょうど氷山の一角です。 多くの第三者は、広告を表示せず、代わりにあなたの情報をあなたの知らないところで収集するのです。
EFFはこの問題を二つの側面から攻撃しています。 まず、ユーザーが追跡しないように自分の意思を伝えられるように、[https://www.eff.org/issues/do-not-track Do Not Track（DNT）]ポリシーを開発しました。 次に、ウェブ上での非同意による追跡からユーザーを保護するためのプPrivacy Badger拡張機能を構築しました。
Privacy Badgerは実際に多くの広告をブロックしますが、広告ブロッカーというよりもプライバシー保護ツールです。Privacy Badgerは、広告主に、オンラインの追跡を容認するような業界の状態を追認するのではなく、ユーザーの匿名性に敬意を表わすように促しているのです。 これは、Do not Trackポリシーを尊重するドメインからのコンテンツのブロックを解除することでこれを行います。つまりこれに参加サイトは、追跡されたくないというユーザーの情報を保持しないのです。
Privacy Badgerはユーザーを保護するだけでなく、サイト所有者や広告主に責任を持ってユーザーのプライバシーを尊重するよう促します。 Privacy Badgerは、自由なウェブコンテンツの実用的なモデルとして、責任ある広告（つまり、同意なしにユーザーを追跡しない広告）に対する需要の高まりにあなたの声を取り入れる比較的簡単な方法です。
