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共謀罪に抗して/OS/Debian

2,276 バイト追加, 2018年2月18日 (日) 16:38
無線LANトラブルシューティングとネットの接続について追記
「なぜDebianを使うのか」と尋ねられますが、Debianを使ういくつかの理由を挙げます。
* 非営利かつボランディアベースで開発されていて、企業Linuxディストリビューションのように企業の意向に左右されること無く開発されているから。非営利かつボランディアベースで開発されていて、企業Linuxディストリビューションのように企業の意向に左右されること無く開発されている。* 100%フリー(自由)ソフトウェアであり続けることやバグ情報などの問題を隠さないといったDebianとしての姿勢をまとめた「[https://www.debian.org/social_contract Debian社会契約]」を制定し、現在もその方針に沿って活動をしているから。」を制定し、現在もその方針に沿って活動をしている。* Debiaに収録されているパッケージ(ソフト)は、「[https://www.debian.org/social_contract#guidelines Debianフリーソフトウェアガイドライン(DFSG)]」に沿って厳格に分けて作成、管理されており、DFSGに合致してDebianと認められた自由/オープンソースソフトウェアとDFSGに合致しない不自由(プロプライエタリ)なソフトウェアの両方が用意されユーザーの状況や好みに応じて利用できるから。なソフトウェアの両方が用意されユーザーの状況や好みに応じて利用できる。
ちなみにDebianフリーソフトウェアガイドラインは、オープンソースソフトウェアであることを判定するための指針となる「[http://www.opensource.jp/osd/osd-japanese.html オープンソースの定義]」の元となりました。
インストール用イメージファイルをダウンロードしましょう。
自分のPCが32ビットか64ビットかわからない人は、32ビット版と書かれた方にアクセスしてください。また、インストールするPCのメモリが4GB未満なら、その方も32ビット版をお使いください。自分のPCが32ビットか64ビットかわからない人は、32ビット版と書かれた方にアクセスしてください。また、使用するPCのメモリが4GB未満なら、その方も32ビット版をお使いください。
* 64ビット版(amd64)ライブイメージファイル: https://cdimage.debian.org/cdimage/unofficial/non-free/cd-including-firmware/current-live/amd64/iso-hybrid/
アクセスすると似たようなファイルが並んでいますが、この中で末尾が「.iso」というファイルをダウンロードします。 そのほかファイル名にgnomeやkdeといった名前もついていますが、これはデスクトップ環境の名前です。
Linuxのデスクトップ環境はWindowsやMacのように決まった変更ができないデスクトップ環境ではなく、機能やメモリ使用量などの条件から複数のデスクトップ環境が選べます。 Linuxのデスクトップ環境はWindowsやMacのように特定の変更ができないデスクトップ環境ではなく、好みや機能、メモリ使用量などの条件から複数のデスクトップ環境が選べます。迷ったらgnomeとついているisoファイルをダウンロードしてください。
* デスクトップ環境(上にあるほど高機能だがメモリ使用量が多い)
PCのBIOSまたはUEFIの起動デバイスの設定を変更して、作成したUSBメモリから起動をします。
このときの注意としては、Windows 8以降のPCではUEFIが使われていますが起動デバイスの順番変更のほかに、セキュアブートを無効にする必要があります。8以降のPCではUEFIが使われていますが、起動デバイスの順番変更のほかにセキュアブートとファストブート(高速起動)機能を無効にしておきます。
=== ライブで確認をする ===
USBメモリが起動したら、Debianをインストールをする前にインストールしても問題がないかライブシステムを使って確認しましょう。
メニューの上から2つめにある「Debian まずメニューの上から2つめにある'''Debian Live with Localisation Support」を選んで、Japaneseを選んで起動します。Support'''を選びます。続いて'''Japanese(ja)'''を選ぶとDebian Liveが起動します。
[[ファイル:001-debian stretch install.png|520px|インストーラメニュー]]
無事起動したでしょうか。無線LANで接続などデバイスの問題はありませんか? この時点で問題があるようならば、インストールしてもデバイスなどが利用できない可能性が高いので残念ですがインストールは中止しましょう。この時点で問題があるようならば、インストールしてもデバイスなどが利用できない可能性が高いので残念ですがインストールは中止して詳しい人に相談をしましょう。 ==== ネットの接続確認とアプリの起動 ==== (スクリーンショットを後で追記) 起動をしてネットの接続設定と確認をするには、右上の電源アイコンがある部分をクリックします。システムメニューが表示されネットの接続状態も表示されるので「接続済み」とあればネットに繋がっているので設定をする必要はありません。無線LANは「未接続」となっているのでクリックをして「ネットワークを選択」を選び、アクセスポイントとパスワードを入力すればネットに接続できます。 ブラウザなどのアプリを起動をするには、左上に「アクティビティ」と書かれた部分をクリックします。画面が切り替わり、左側のDashと呼ばれる部分にブラウザなど、よく利用するアプリが登録されているので使いたいアプリのアイコンをクリックします。使いたいアプリが無い場合は、左側のDashの一番下にある3x3の点のアイコンをクリックしてアプリ一覧から選択します。 ==== 無線LANが認識されているのに使えない ==== (スクリーンショットを後で追記) 古いマシンや無線LANアダプタはDebianの新しい仕様に対応できずアクセスポイントが見えているにもかかわらず接続できないという不具合があります。これを回避するには、オプションを付け加えて起動をする必要があります。 オプションの入力方法は、起動時のメニューで '''Debian Live with Localisation Support > Japanese(ja)''' と選びTabキーを押します。オプションの入力に移るので一番最後の部分にスペースを空けてから「net.ifnames=0」と追記します。  linux /live/vmlinuz-4.9.0-4-amd64 initrd=/live/initrd.img-4.9.0-4-amd64 boot=live components locales=ja_JP.UTF-8 '''net.ifnames=0''' ←太字部分を追記する
== Debianのインストール ==
問題がないようでしたらPCを再起動してDebianをインストールします。問題がないようでしたら、いったんPCを再起動してDebianをインストールします。もう一度、USBメモリから起動して、今度はメニューの上から3番目にある「Graphical もう一度、USBメモリから起動して今度はメニューの上から3番目にある '''Graphical Debian Installer」を選択してインストーラーを起動します。Installer''' を選択してインストーラーを起動します。 
インストールの方針としては以下の方針でインストールします。
* HDDを暗号化する
後で変更できますが以下の情報も必要になるので考えておきます。そのほかに以下の情報も必要になるので考えておきます。
* アカウント名
[[ファイル:005-debian stretch install.png|520px|キーボードの設定]]
PCの名前(ホスト名)を設定します。を設定します。名前はアルファベットであればなんでもかまいません。(日本語は使えません)
[[ファイル:006-debian stretch install.png|520px|ホスト名の設定]]
ドメイン名の設定は空でかまいません。ドメイン名の設定です。特になければ空で飛ばしてかまいません。
[[ファイル:007-debian stretch install.png|520px|ドメイン名の設定]]
root(管理者)パスワードの設定は、'''rootパスワードを入力せずに先に進めてください!'''
rootパスワードを空にするとrootユーザーが無効にされ、次で作成するユーザーにsudoが利用できる権限が設定されます。rootパスワードを空にするとrootユーザーが無効にされ、次で作成するユーザーに管理者権限(sudoが利用できる権限)が設定されます。
[[ファイル:008-debian stretch install.png|520px|rootパスワードの設定]]
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